カワイイ女の子と盛り上がっておったのう(怒)
素人のくせに得意げじゃったのう(怒)
瞳を輝かせて見つめるんで...
ワシに説明してみるのじゃ
J1のチームとぉ....
試合して盛り上がる...
次のtoto、ヒント無しじゃ!
それだけはお許しを!
それより、おぬしのおごりで
わしを女の子の飲み会に連れてゆくことじゃ
結局、次の飲み会をたかってtoto神さまは消えてった...
ということで、
今さら聞けない
J1参入プレーオフ
の仕組みを自分なりにまとめてみました。
目次
そもそも「プレーオフ」とは?
「サッカー通」を気取り「PO」なんていう横文字をなんとなく使っていましたが「プレーオフ」の略です。
一般的には、レギュラーシーズンが一定の方式で行われた後、別の方式で順位や出場権を争う「予備的に行われる試合」のことを指します。
「プレーオフ」制度は、Jリーグ(サッカー)に限ったものではなく、他の競技でも様々な方式で行われます。
消化試合を少なくし「最後までリーグ等を盛り上げる」「収益性を高める」という興行的な意味合いもあるみたいです。
レギュラーシーズンを戦い順位等が決まった後で「さらに違う形で優劣を決める」ため、賛否がおこりやすく、方式の変更が繰り返されることが多々あります。
Jリーグでも数回の変更が行われています(POがあったり、なかったりも含め)。
直近でいうと、2012~2017年の「J1昇格プレーオフ」という制度では、J1とJ2間のプレーオフ戦はありませんでした。
2018年シーズンから、J1とJ2間でプレーオフ戦を行う「J1参入プレーオフ」という制度になりました。
昇格・降格 2つの決定方法
J1(18クラブ)とJ2(22クラブ)では、毎年最大3クラブの入れ替えがあります。
※対象となるクラブの「クラブライセンス取得」条件により左右されるため「最大」という表現になります(後述します)。
↓入れ替え決定の方法は2つ
有無を言わせない確定
「J1自動昇格&J2自動降格」
●レギュラーシーズン(リーグ戦)の結果で「自動的に確定」する昇格・降格。
●J1リーグでは、18位(最下位)17位(下から2番目)の2クラブが降格対象です。
●J2リーグでは、上位1位と2位の2クラブが昇格対象です。
シーズンを通した「結果」がストレートに反映します。
※ただ、J2ではクラブが「J1クラブライセンス」を持っていないためJ1に昇格できない場合があります(後述します)。
最後にワンチャンスがある
「プレーオフ」
「J2リーグ戦の活性化」「新しいファンの開拓」「J2クラブの経営、環境改善の促進」を目的にJリーグ側が与えた「救済措置」のようなもの?
前述したように、2012年~2017年の「J1昇格プレーオフ」では「J2の3~6位のクラブでプレーオフを戦い「優勝クラブがJ1昇格」のみの方式。
ここでも運営方式に賛否が
2010年~2016年
J1に昇格したクラブ(前年J2の3位)が1年でJ2に降格
2010年~2016年
J2に降格したクラブ(前年J1の16位)がJ2で圧勝。
1年でJ1に復帰(2016年の松本除く)。
「結局、リーグ戦の結果で決めても、プレーオフしてもあまり変わらん。盛り上がらん。」
みたいな状況になってしまい...
もっとJ2リーグに「昇格のチャンス」を与えて活性化させる方法として
J1の16位チーム(下から3番目)のクラブもプレーオフに参加させよう!
という流れから、現行の「J1参入プレーオフ」の形式になりました。
ただJ2は6位以内に入れば「昇格」チャンスがある。
そしてJ1の16位(下から3番目)クラブは、降格確定でなくプレーオフで残留の可能性もある。
ということで、両リーグとも最後までモチベーションを高く持ち戦うクラブが増えるのじゃ
昇格できないケース
何回かでてきた
「クラブライセンス」
これがけっこう重要なキーワードとなります。
クラブライセンスとは
ひとことで言うとJ1・J2・J3の各カテゴリーに参加できる「資格」のことです。
ここでは細かく解説しませんが、
- 「競技基準」下部チームや女子チームの保有状況
- 「施設基準」スタジアムの収容人数や設備
- 「人事体制・組織運営基準」運営組織の体制基準
- 「法務基準」運営組織の法務に対する備えの基準
- 「財務基準」運営組織の経営状態に対する基準
など細かく厳しい基準が設けられています。
それにパスしないと、クラブにライセンスが与えられません。
J2で6位以内に入っても...
ライセンスの未取得クラブがJ2で2位以内に入ったら
J1への自動昇格枠がその分減ります。
J2レギュラーシーズンで「ライセンス未取得」クラブが2位以内に1つだけ入った場合→J1自動昇格枠が1つ減ります。
J2レギュラーシーズンで「ライセンス未取得」クラブが1,2位になった場合→J1自動昇格枠0になります。
3位や4位のチームに「順位の繰り上げがない」のも厳しい現実です。
逆に、J1ではラッキーなご褒美が
J2クラブのJ1自動昇格枠が1つ減る→J2への自動降格は18位(最下位)クラブのみ。しかも17位のクラブは「自動降格」を回避でき、J1参入プレーオフに。
J2クラブのJ1自動昇格枠が2つ減る→J2への自動降格はなくなります。17位のクラブはJ1に残留確定。18位のクラブは「自動降格」を回避でき、J1参入プレーオフに。
※J2レギュラーシーズンで、3~6位に入ったとしても「J1クラブライセンス」を持っていないチームはプレーオフにすら参加できません。
ライセンスの未取得クラブがJ2で3~6位に入ったら
J2でライセンス未取得以外のクラブ
と
J1で16位(下から3番目)のクラブ
でJ1参入プレーオフが実施されます。
J1参入プレーオフについて
レギュレーション(規則・規定)について
参加するクラブ
①J1 16位クラブ(1クラブ)
②J2 3~6位クラブ(5クラブ)
大会の方式
トーナメント方式(各1試合)
1回戦
①J2 3位 vs 6位
②J2 4位 vs 5位
2回戦
③ ①の勝者 vs ②の勝者
決定戦
③の勝者 vs J1の16位クラブ
※1回戦において、J2参加クラブ数3の場合は、J2下位2クラブで1回戦。その勝者とJ2上位1クラブで2回戦を実施。
試合会場
1、2回戦
→ 順位上位クラブのホーム
決勝戦
→ J1クラブのホーム
試合方式(勝敗の決定)
【1、2回戦】
90分間(前後半45分)
延長なし
ドローのときは、J2リーグ順位が上のクラブが勝ち
【決定戦】
90分間(前後半45分)
延長なし
ドローのときは、J1リーグのクラブが勝ち
決定戦の勝者が2020年のJ1リーグに参加。
でも、シーズンの頑張りを加味しているので、
個人的にはいいルールだと思います
まとめ
イメージで、なんとなく理解していた「J1参入プレーオフ」について、自分の勉強のためにまとめてみました。
Jリーグが開幕して以来、いつくかのレギュレーションを経て現行「J1参入プレーオフ(2018年~)」の仕組み・ルールにたどり着いていることが分かりました。
そして何よりも「クラブライセンス」の取得がすごく重要なことをあらためて実感しました。
毎年、リーグ終盤戦に近づくと、優勝争い・残留争いが激しくなりますね。
サポーターは、応援クラブの1試合1試合にハラハラ・ドキドキします。
「J1参入プレーオフ」の仕組みやルールを知ると、通常のレギュラーシーズンと異なるレギュレーションの中で「上位クラブ」「下位クラブ」がどのような戦略をもって一発勝負を勝ち切ってゆくかなど、さらに楽しみながら観戦ができるのではないでしょうか?
僕自身、サッカー素人。
まだまだですが、少しづつサッカーに関する知識を増やし「よりサッカー観戦を楽しめる自分」に成長したいと思っています。